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Marian Hill - "was it not"

マリアン・ヒルがリリースした新曲「was it not」は、インディポップの宝石

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NYCのエレクトロデュオ、マリアン・ヒルが期待のEP「was it not」をリリースした。
多くの人がそうだと思うが、私たちが最初にマリアン・ヒルを耳にしたのは、トラック「Down」がAppleがAirpodsコマーシャルに使用されたときだった。
そこから注目を浴びるようになり、二人は急いでビデオを制作し、彼らのライブパフォーマンスを極めていった。

急に展開された飛躍について、歌手のサマンサ・ゴンゴルが、語る。

「インターネットで発見されて話題になることで最も驚くことは、バーやショーで頑張る必要もなく、それが一夜のうちに起きてしまう、ということ。
それは、私に自分のパフォーマンスを把握する時間を与えなかった。自信が持てるようになるまでの時間がなかったの。
あまりに早く起きてしまったので、私たちは常に追いつこうと必死だった」

このEPには、私たちが期待するマリアン・ヒルの本質がつまっている。スモーキーな艶かしいヴォーカルが、シンセのテクスチャーの上に横たわる。想像外れのビート、リズム、モーフィングされたサンプルのエレクトロニック魔術の上に。

フィーチャーされたシングル「was it not」のビデオは、まるでデビッド・リンチのアート映画のような興味をそそられる雰囲気でいっぱい。

このシングルについて、プロデューサー/ソングライターのジェレミー・ロイドが、解説する。

「この曲「was it not」は、ぼくたちが長年作りたかった曲だった。それは私たちのルーツであるジャズの影響から引き出されたもの。ダークで、スモーキーなクラブの雰囲気を持っていて、ヴォーカルのスライスがバターのような感触で乗せられていく。

それは、昔、過ぎ去った人との関係を考える曲。自分たちがどんなに恋していたか。相手がどんなに自分にとって全てだったかを思い出す。

あの過去の日々を思い出すとき、あの瞬間はなんだったのだろう。僕たちの過去の別の断片と、混乱しているのだろうか。
過去に存在したものへの焦がれ。だけど、それは一瞬のものだ。なぜ過去に、自分がそこから立ち去ったのかも思い出していく。そして、いま存在する自分が何者かをも思い出させる。奇妙な感情の中間に存在するもの、その感触を僕たちはとても気に入っているんだ」

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Trend & Chaos
denmnyc@gmail.com