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Tummyache - Soren Bryce

セーレン・ブライスの新バンドTummyacheは、堂々と不安に立ち向かう。

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セーレン・ブライス(Soren Bryce)は、本格的なインディーズ・ポップミュージックを作りだす10代のセンセーションだった。そのどこに文句あり? でも彼女が作っていた音楽がいくら素敵であっても、結局それはもう、自分を表すものじゃなくなっていた。彼女は変わったのだ。

体に影響するほど深刻な悩みや不安のど真ん中。そんなとき、ブライスは最もロックンロールな手段をとった。彼女は髪を切り落とし、ロックバンドをスタートし、自分の抱える問題に堂々と立ち向かったのだ。

ブライスのオルタナティブ・ロックバンドは、不安症状からの身体的な表れである”腹痛” という言葉”Tummyache”と名づけた。彼女の音楽は、彼女の不安と一緒に、驚くほど挑戦的で素晴らしい方法で機能している。それがブライスのキャリアの新しいステージとなったのだ。
彼女の音楽の意義は、変化する真実、絶え間ない自分との関係からやってくる。

そのような変化は、私たちに好奇心を抱かせる。私たちはセーレン・ブライスと連絡をとった。彼女のキャリア転向、自分にとって本物なものを保持していくことや、彼女の音楽について、みんなで知れるといいと思って!

自分の名の下で何年も音楽をやってきて、バンドTummyacheを新たにスタートするという音楽キャリアの転換を遂げたあなた。Tummyacheとしてやるのと、セーレン・ブライスとしてやる違いは? 音楽制作への見方は変わりましたか。

「そうね、音楽をクリエートすることに対する私の見方は、劇的に変化した。それはいつでも、ほっとするような空間、そして脳の流出、そんなところからやってきた。

だけど、2〜3年ツアーをするようになって、違うものに変換していきたいと思うようになったの。もっとエネルギーと個性のある音楽、そして関連性を持つ新しいジャンルへ向かいたいと。

Tummyacheとしてクリエートすることは、これまでつかみどころのなかった自分の感情伝える良い方法だと思う。少なくとも、いままでは披露できないと思っていた感情を表現する方法としてね」

個人的な苦悩の時間から人々は何度も多くのアートを生み出してきましたが、あなたは自分の苦悩を焦点にすることで私たちを驚かせ、際立っています。 あなたの音楽が必要とする内省や表現はどのようなプロセスを踏んだのでしょうか? 自分に対してだけでなく外の世界に対しても正直になるには何が必要ですか?

「私にとってはいつでも音楽が、私の負の感情を取り除くことができる唯一の健康的な方法に感じられるものだった。だから音楽が私をもっと正直な人間にさせる、プッシュするものだったの。

曲を書き始めたとき、自分が言いたいことのアイデアがあると思っていた。ところが、”自分が言いたいこと”は、ただ、現在の自分のあり方の真実にすぎない、ってことを認識したのです」

あなたは自分が抱える不安について書く利点を話しましたが、そのような悩める感情と向き合うことで引き起こされたことなどありましたか。同じような悩みを持つアーティストへのアドバイスはありますか?

「私自身、メンタルヘルスとの関わりは常に難しいものだった。なぜなら、音楽以外では、私はオープンに自分に正直になれるような環境で育ったわけではないから。

20代になって、家族そして多くの助けになってくれる友人たちと良好な関係を築けた。感情を自分で処理してシフトできる能力が、劇的に変化したの。そのおかげで、私のライティングはもっと自己認識の強いものになった。それは実際に自分の私生活の中で、人間関係を通して、自分で体験できたものだから」

Tummyache - Soren Bryce

長い髪型から刈り上げのヘアスタイルに変化する前に、あなたはかなりの成功をおさめました。髪型によって、見られ方が変わったように思いますか。アーティストとしての自分のイメージについて、他にどのような考えを持っていますか?

「私は自分がどう見えるか、そんな見かけを特に気にかけたことがない。今の前のレコードレーベルは、美的感覚の多くの事柄に関して、かなりクールだった。でも、自分個人としての選択であるべきことに彼らからの影響が全くなかった、と言ったら、それは嘘になる。そのレーベルを去ったとき、私はただ頭を刈り上げたかった。それはいつも私がやってみたいと思っていたことだったけど、ずっとチャンスがなかったから。

誰でもみんな、ただ、自分がやりたいことをやるべきだと思うのよ! もっとも自分らしい、って感じられるときこそ、私はより多くをクリエートできるのよ」

音楽を通して、自分がどんな人間なのかを世界に披露する能力はパワフルで、あなたはそれを非常にうまくやっています。でも、適切な言葉で表現することが難しいものは、常に存在します。いつか音楽で表現したいと思うことはありますか。それをすることのチャレンジは?

「将来的には、私が体験してきたメンタルヘルスの問題と苦悩を中心とするコンセプト・アルバムを作れるようになりたい。そこまで辿り着くまでには、私はまだまだ、うんと成長が必要だと感じている。その到着点にいくまでの産みの苦しみを楽しみにしているの。そのおかげで私がクリエートしていけるものを目にする日が楽しみなのよ」

若いアーチストが、困難な感情をクリエーティブに対処して、それを使ってなんとか大丈夫だと信じて自分の道を切り開いていく姿を目にすることには、インスピレーションを与えられる。Tummyacheのメロディーに溢れるシングル「Median」は、それぞれの不安に正面から向き合って、自分のありのままで居心地良く感じるために必要なことを何でもやってみよう、という頑張っている人々にとってのパワフルなアンセムだ。

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Tummyacheの「Median」や、その他の「Trend & Chaos (トレンド & カオス)」のオススメをSpotifyの ‘Discover’ プレイリストでチェックして。

*Photos by Lizzie Steimer

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Sean Mosher-Smith - Indie Design Deal
ゾイ あずま マーティン
zoe@trendandchaos.com

ゾイは「トレンド&カオス」のスタッフライター・編集者。20歳でニュースクール大学を首席で卒業し文学士号を取得。現在はNY市の大学院で文芸の修士課程を勉強中。Instagram