
ブラック・グレープフルーツは「0122」で、恋が巻き添えるダメージを表現
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ランダ・スミスとブライアン・デッカーの2人が結成したアヴァン・ポップのデュオ、ブラック・ブレープフルーツ(Black Grapefruit)が、リリース目前のアルバム「Fade / Forget」からセカンド・シングル「0122」をリリースした。
前アルバム「All My Relations」のリリース から約1年。そのアルバムは「シャープで、差し迫った、分類不可能な、アイデンティティと損失の探検」だったと、彼らは語っていた。
ニューアルバム「Fade / Forget」では、この情感の旅路を続けながら、再生と受容への道を前向きに進んでいくようだ。
「前アルバム「All My Relations」が急進的な改革や受容による自己発見への旅路を表現したものであったとしたら、「Fade / Forget」はその変化のあと、何が起きるかを描いたものだ。僕らがクリエイトする空間、そして僕らが選ぶホームで」

シングル「0122」は、恋が巻き添えるダメージがどんなものであるか、その姿を描き出す。人の精神に与える損害、それでも前に進んでいくために必要なインスピレーション。なぜなら、結局は、愛こそ大切なものなのだから。
「この曲は、聖歌みたいに感じられるラブソングにしたかった。だって、ときに傷心からの癒しは、とんでもねえ国歌のように感じられるものだから。失恋は簡単じゃない。また、心を開く強さを見いだせたなら、僕らはそれを誇りに思うべきなんだから」
音響的には、ブラック・ブレープフルーツはジャンルを変えるものだ。 革新的なサウンドスケープ、実験的ビートの制作、そして聖歌風のフックは、即座にそして持続的にインパクトを与える。間違いなく、注目に値する。
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