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THE 7 BEST MUSIC PACKAGE DESIGNS OF 2019

2019年の最優秀ミュージック・パッケージデザイン ベスト7

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ストリーミングの数が増加し、CDの需要が急速に減少するにつれ、多くの人々がアルバム・クリエーションの工程である本質的な部分が失われていくのではと懸念している。その部分とは、美しいアルバムのパッケージングだ。

Hypebot によると、毎日24時間に24,000ものトラックが音楽リスナーたちのためにアップロードされている。このような膨大な数の中で埋もれてしまわないように、アーティストたちはあらゆる機会を利用して、他のストリーマーたちより上回って注目を集める方法を見出していかなくてはならない。素晴らしいミュージック・パッケージデザインは、アーティストが視覚的に自分自身を表現し、将来のファンの目を引くために使用してきた創造的なツールだった。

お気に入りのバンドの新しいアルバムを聴くときに、実際に手で触れることができるパッケージの欠如を嘆いていた人たちの間で、アナログレコードは改めて注目され、復活してきた。

 一部のアーティストはJPGのカバーのみで満足しているものの、デジタル空間の範囲以外でも自分たちを表現する方法としてデザインを使用しているアーティストも存在する。

なんと、受賞歴のあるデザイナー、ショーン・モッシャー・スミスが、2019年を振り返り、この1年で彼が気に入ったミュージック・パッケージデザインを選出してくれた!

世界中のミュージシャンたちとアルバム・キャンペーンとパッケージングを開発してきたショーン。 

彼がデザインを手がけてきたクライアントは、ザ・ローリング・ストーンズイギー・ポップサーティー・セカンズ・トゥー・マーズレニー・クラヴィッツクリスティーナ・アギレラ、KTタンストール、トーリ・エイモス、ZZトップ、コートニー・ラブビースティ・ボーイズウータン・クランジョス・ストーン、コーン、ストーン・サワーなどなど、他にも多くの著名アーチストの名前が連なる。

ショーンは今年から、ここ「トレンド&カオス」で、アルバムアート、カバー、クラシックカバー、音楽のデザイントレンドに関するストーリー、業界の苦闘や課題、そして主に音楽のための素晴らしいアートとデザインを紹介していくことになった。

まずは、ショーン・モッシャー・スミスが選出する2019年の最優秀ミュージック・パッケージデザインを紹介!

A Winged Victory for the Sullen

A Winged Victory for the Sullen - music package design

アーチスト:A Winged Victory for the Sullen
アルバム:“The Undivided Five”
デザイナー:Davy Evans
レーベル:Ninja Tune

このリリースの希少な単純さが、私の心をとらえた。このレコードの全体を見る機会があれば、きっと楽しめるはず。Evansは、マクロ撮影とデジタル技術を組み合わせ、まるで細胞のような世界をクリエートした。レコードの音楽自体は長く続くヘビーメタル・ドローンのシリーズであるため、トラックを聴きながらアートに迷い込まれてしまう。
「全体的な視覚コンセプトは、光だけに基づいて築かれた、私たちになじみのない世界を構築することであり、さまざまな写真技術によって暗闇への転落を示した」と、Davy Evansは語っている。

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Adia Victoria

Adia Victoria "Silences" - Music Package Design

アーチスト:Adia Victoria
アルバム:Album: Silences
デザイナー:Slang, Inc.
レーベル:Atlantic

すっきりしたデザイン、大胆なフォント、重層的なイメージ、そして画像上の興味深い作物が、私の目に際立つものとして映った。アーティストがデザイナーにこれほどの冒険をさせることも素敵だし、イメージの使用され方について融通を効かせているのが良い。

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Lambert

Lambert "True" - music package design

アーチスト:Lambert
アルバム:True
レーベル:Mercury KX

ベルリンを拠点とする作曲家は、仮面の後ろでミニマリストの音楽を制作している。私はアートのムーブメントと曖昧さを愛している。デジタル音楽配信サービスのサイトには、リリースの横にアーチスト名が提示されるので、なんのタイトルも明記しないデザインのトレンドが受け入れらてきたことに気づかされる。
私自身はタイポグラフィの大ファンで、文字の書体自体がアートになることもある。だが、時に、イメージは言葉以上のものを語ることができるのだ。

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Plaid

Plaid "Polymer" - music package design

アーチスト:Plaid
アルバム:Polymer
レーベル:Warp Records

Plaidのアルバム「Polymer」は、「環境、合成物、サバイバルや死亡、人類のつながりや分離のテーマなどの衝突」と、Warpレコード社はウェブサイトで記述している。
私は、このパッケージング全体の設計コンセプトの完遂に惹かれた。Plaid は常に、彼らのサウンドや、その音を視覚的に表現するアプローチの両方において実験的だ。それがこのリリースが気に入った点。前回のリリースより、今作はオーガニックな、より自由なフォームで表現。

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The Phonometrician

The Phonometrician - Music Package Deisngs

アーチスト:The Phonometrician
アルバム:Mnemosyne
デザイナー:João Ruas
レーベル:Lost Tribe Sound

”ムネーモシュネー”は、記憶の女神と言われている。Ruasの控えめな配色と神秘的な画像が、音楽のサウンドとムードを完璧に捉えている。
「機械的な装置の組みこみも、見る限り完璧にマッチしている。ムネーモシュネーを用い、もし記憶にサウンドがあったなら、どのような音を奏でるのであろうかと、考えさせる。女性の頭にある機械的な帽子の道具は、初期の蓄音機のターンテーブル腕部分を想像させ、源から直接思考が送信されている」ー Lost Tribe Soundレーベル

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Sunn O)))

Sunn O))) - Music Package Design

アーチスト:Sunn O)))
アルバム:Pyroclasts
デザイナー:Samantha Keely Smith
レーベル:Southern Lord Recordings

スミスの絵画は、鋭い光線を持つかすみのよう。 この音楽(Steve Albiniがプロデュース)は、ヘビーメタル・ドローンのシリーズだ。これらは歌ではなく「運動」だと、バンドは呼ぶ。
アートは、ヴォーン・オリヴァーの初期のコクトー・ツインズのカバーを思い出させるが、類似点はというと、それだけ。

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WXAXRXP Box Set

WXAXRXP Box Set - Music Package Design

アーチスト:数名のアーチスト
アルバム:WXAXRXP ボックスセット
デザイナー:Michael Oswell
レーベル:Warp Records

少しズルかもしれないが、実はこれはボックスセット。だけど、私は目を引かれた。
まるでレトロな80年代から90年代のグラフィックの反デザインの感触を彷彿させるところが好き。80年代にイアン・アンダーソンが発足したデザイン会社で「ポップ・ウィル・イート・イットセルフ」や「オウテカ」や「エイフェックス・ツイン」のデザインを手がけた「デザイナーズ・リパブリック」の作品を思い起こさせる。

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あなたの2019年のお気に入りのミュージック・パッケージデザインはどれ? Twitter で、私たちに知らせてください。

もし、あなたのデザインをリビューしてもらいたかったら、トレンド&カオスに連絡してください。

ショーン・モッシャー・スミスが手がけたミュージック・パッケージデザインなどは、EchoDesignLabでチェック。

Sean Mosher-Smith - Indie Design Deal

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Sean Mosher-Smith - Indie Design Deal
Trend & Chaos
denmnyc@gmail.com