ホリー・ヘンダーソンがバロック・ポップのシングル「History Repeats」を発表
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英国のオルタナティブ・アーティスト、ホリー・ヘンダーソン(Holly Henderson)は、クウォランティンの隔離中も、ファンたちとの直接的なつながりを保つために、できる限り前進し続けた。
小さな町メードストーンから、彼女は時折、ライブストリーム配信しオンラインに登場し、Instagramで驚くべきカバー曲の数々をリリースし、そしてさらに重要なことに、彼女は感動的な新シングル「History Repeats」を録音した。
多くのアーティストが直面した問題だが、この時期に他のミュージシャンたちと一緒にレコーディングすることは困難だった。人と人とのつながりをレコーディングのプロセスから離すと、瞬時に得られるフィードバックや、目と目のコンタクト、一緒に録音することで仲間意識が作り出していくユニークなアートフォームが失われてしまう。
彼女のバンドメンバーたちがあちこちに散らばる中、それぞれのミュージシャンたちは演奏したパートを送り、彼女たちはなんとか音楽を形づけ築いていったのだ。
ホリー・ヘンダーソンがレコーディングについて語る。
「話し合いに貢献することは、バンドメンバーみんなが大切だと感じていたことだった。実際に抗議したり、旅行したり、一緒にスタジオ入りできなかったとしても。
曲のレコーディングは、まさにそれが反映されたものだった。
私が曲を書いて、基本的なアレンジをしたラフなデモをみんなに送った。そしてみんなは自分のパートを書いて録音して、みんなのアイデアが混じり合って、曲がうんと豊かになるまで、みんなで頑張った。そしてルークのプロダクションがホームとなって、それがまさに全て自分たちのものだと感じられるまで」
楽曲「History Repeats」は、彼女がリリースしたアルバム『Monday Green』とは違った道を行く。今までの曲ほどピカピカに洗練されてはいないが、この新作品は今までかぶさっていたベニヤを取り除き、なんとも正直なサウンドを暴露し、いまの時代に語りかけ、深遠な方法で共鳴させる。
ホリーはこのサウンドを「連帯と抗議への祝杯をあげる花柄のバロック・ポップ」と、表現する。それに勝る説明なんて、私たちには考えつかない。
この曲のコンセプトを、ホリー・ヘンダーソンが語る。
「私は、革命の時代における自分の役割について考えていたの。自分のやり方で、淡い肌色のアーティストとして、どうやって実りを高めていけるかと。
ソングライターとして、貢献できる自分の居場所は、解説にあると思ったの。ストーリーテリング、そして連帯。それが「History Repeats」となったの。
単純に言えば、これはただ私が目にしていること、私が学んでいること、私を怖がらせるもの、そしてなぜ私がまだ希望を持てるかについて。
他の人の声を反映することはできなけれど、それに誰かの声になろうとしているわけではないけれど、でも、「結局は自分の一生のうちに、それほど前進できていない」というのは、私たち多くの人々がこの数ヶ月や数年、考えてきたことのように思うのよ」
ホリーと彼女のバンドは、この曲「History Repeats」からの収益すべてをAAPF #SayHerNameキャンペーンに寄付する。このキャンペーンは、人種差別的な警察の暴力に耐えた黒人女性たちのストーリーを認識し、その家族を支援する。
寄付先のリンク: app.moonclerk.com/pay/7e2urlthlslb
この曲はYouTube以外では、ストリーミング発信していない。曲を購入して#SayHerNameキャンペーンを支援するには、HollyHenderson.com か、Bandcamp のリンクから。
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