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Kalon Hart

カロン・ハートが新曲「I Think You Know」で、感情の”柔道”を実践

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ロサンゼルスを本拠地にする映画音楽作曲家ロブ・ティーハン。彼のもう一人の分身が、このカロン・ハートだ。彼はこの自分の呼び名を慎重に選んだ。”カロン”は、古典ギリシャ語で「理想的、完璧な美しさ」を意味する。だから彼はこの彼の名前を「心から生まれた心のための曲、自分たちの本質的な美しさと完璧さに訴え、自然からインスピレーションを受け、愛に溢れるもの」と、説明する。

カロン・ハートは、自分の内面のスピリットとの調和がとれている男で、自分がどのようなアーチストになりたいのかを、しっかり時間をかけて形付けていったのだ。

カロン・ハートのデビューアルバム「Love Is Surrender」からのファーストシングル「I Think You Know (アイ・シンク・ユー・ノウ) 」は、曲の最初から最後までとどめくアコースティックギターとピアノモチーフが輝く美しい楽曲。カロン・ハートのヴォーカルは、メロディックで人を惹きつけるものがあり、それは、彼が「感情の”柔道”」と呼んでいる「トラウマの記憶を癒しの寓話へと方向展開させて、同じような道を歩いている人たちに光を照らすこと」を彼が実現しているものだ。

「I Think You Know (アイ・シンク・ユー・ノウ) 」のミュージックビデオは、カロン・ハートの感情的な苦悩をビジュアルに表現したもので、隠喩的な施設か病院の壁に囲まれている状態の中で、内なる心の平和を探求していくというコンセプト作品。

「I Think You Know (アイ・シンク・ユー・ノウ) 」のビデオについて、カロン・ハートは語る。

「このビデオは、ぼく自身が抱える精神的な感情の重荷に閉じ込められていると感じているところから、自分がなるべきアーティストに成長し、心から歌うことで自分自身を解放していく旅路を描いたものだ。

ディレクターの Ryan ForsytheとプロデューサーのKaitlin Huwe(ぼくの同居人でもある)と延々と夕食をしながら話し続け、ぼくたちは一緒にこのストーリーを作り上げていった。牢屋のような実験室から抜け出せずに、なんども同じ作業を繰り返すことによって生かされている実験の中に生きる3人の繊細な魂。でも3人はいつか自分たちの心とつながることを学び、自由の身へと解放していく。

主演しているのは、成長と歌を続けていけるようにと励ますために、ビデオでもフィーチャーされている木のペンダントをプレゼントしてくれたぼくのガールフレンドBridie Latonaと、ぼくの親友Mitch Levene。彼とは空港で偶然出会ったのだが、会った途端、僕たちはソウル・ブラザーズになると認識した。

この曲は、Bridieが”バーニングマン”に行く準備をしているときに書いた。ぼくは砂漠の真ん中で光り輝く神聖な木をずっと思い描いていた。すると、その年、実際に”バーニングマン”ではそのような木(インストレーション“Tree of Tenere”)が出現していたんだよ。

ぼくたちはそれと同じ魅惑的なロケーションを象徴しようと、ロサンゼルス近郊で「命の木」を探求して、トパンガの丘で、その美を見つけた。撮影は2日間かかった。最初はロサンゼルスのダウンタウンにある倉庫、そのあとに夜明けに木の場所で撮影した。そのためには、夜中の3時に曲がりくねったキャニオンの山道を霧の中、かなり過激なドライブでたどり着いた。

そうやって出来上がったビデオ、このアイデアを実現させてくれた素晴らしい才能のあるチームには心から感謝している!」

カロン・ハートの「Love Is Surrender」は入手可能のアルバムで、オススメの一枚。彼は自分のスタイルを「穏やかなインディー・アメリカーナ」と表現しており、その言葉は完璧にフィット。ボン・イヴェール、グレゴリーアラン・イサコフ、トレヴァー・ホールエス・キャリーを少し彷彿させるカロン・ハートからは、これからも目が離せない。

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Trend & Chaos
denmnyc@gmail.com