ジョー・アーモン・ジョーンズの新曲「Yellow Dandelion」は、サイケデリックなジャズファンク
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もし、あなたが現在のロンドンのアンダーグラウンド・ジャズの動きについて、まだ耳にしていないとしたら、近年制作されている最も重要な音楽を見逃している、ということ。一部ではアシッドジャズのリバイバルとも呼ばれているが、この新世代ジャズ・シーンはそれ以上のものだ。
ジャズに影響を受けた新世代のミュージシャンたちは、クラブカルチャーから飛び出してきた人たちで、過去の偉大なジャズを意識し敬意を抱いているものの、彼らは新しい新鮮なやり方でアートを形作っている。
ジョー・アーモン・ジョーンズは、この劇的なジャズ系ムーブメントの中心的存在として活躍してきたアーチストの一人だ。
影響力の強い「エズラ・コレクティヴ」のメンバーとしても、ソロのレコーディングアーチストとしても、ジョー・アーモン・ジョーンズは注目され、ジャイルス・ピーターソンの「Worldwide Awards 2019」ではセッション・オブ・ザ・イヤーを受賞。英ジャズ・アワード「Jazz FM Award」でも英国アクト・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた。
このシーンで活躍中の多くのアーティストたちと同様に、ミュージシャンたちの間ではお互いのプロジェクトに出入りして、お互いのレコーディングで演奏するというコラボ精神が健在。これはまさにロンドン全体で起こっている、夜な夜なの激しいジャムが関係している。
ジョー・アーモン・ジョーンズの最新アルバム『Turn To Clear View』は、「ベースのヘビーなダブ、現代クラブカルチャー、モダンジャズシーンの先駆者としての彼の勢い、そんな境界線をぼかすセット」になることが約束されている。このアルバムからのリードシングル「Yellow Dandelion」を聴けば、それは信じられる!
このトラックは私たちを、オーガニックでサイケデリックなジャズファンクの旅へと連れて行ってくれる。それは巧妙に編成された即興の表現力豊かな世界。偉大なロイ・エアーズのトラックをも彷彿させるが、これは決して派生的なものではない。
「Yellow Dandelion」は、ネオ・ソウルの先見者ジョージア・アン・マルドロウのヴォーカルをフィーチャーし、ジョー・アーモン・ジョーンズとマクスウェル・オーウィンがプロデュース。彼らは新世代ジャズ系ムーブメントからの親密なコラボ仲間のチームの力で、なんと全アルバムを2日間でレコーディングしてしまった。このシーンの先駆的存在の素晴らしいレコードレーベルBrownswood Recordingsより、9月20日発売のアルバムだ。
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